【節約】人生で初めて夫の給料だけで家計を回してみた
"節約や家計の管理は案外楽しい"
この記事では、結婚や退職をきっかけに、家計管理をしなければならなくなった人へ、一度も節約や家計管理をしたことがなかった私が家計管理のためにやって良かったことの紹介をします。
ドーナツでも食べながら休憩がてら読んで頂けたらと思います。
- 節約生活を始めたきっかけ
- いつから始めたか
- 家計管理アプリでお金を見える化する
- 貯金して将来どうしたいのか計画を立てる
- 家計の黄金比率を作り上げる
- スーパーの買い物を1週間に1回にして自炊する
- さいごに
節約生活を始めたきっかけ
この度、妊娠・出産を機に会社を辞めたのですが
辞める前にどうしてもシュミレーションしておきたいことがありました。
それが、夫の給料だけで生活ができるかを検証することです。
恥ずかしながら、私はもともと貯金と節約と家計管理が大の苦手であったため、我慢せず使いたいだけ使える額を稼ごうと決めて、仕事をがむしゃらにやっていました。
夫とは生活費を折半し、それだけ振り込んでおけば残りは自分の好きに使えるルールでした。
そのように給料を管理してもまだお金が余ったのでそれを貯金として貯金口座に放り込むというズサンな管理をしていました。
ですので、このままシュミレーションも無しに会社を辞めたら家計が成り立たないだろうなと思いこの検証を始めました。
いつから始めたか
会社を辞める5か月前から夫の給料のみで家計を回すことを試してみたのですが、最初の3か月は惨敗でした。
どれだけ自分が今までお金をコントロールしてこなかったかがよく分かりました。
早めに開始したのは、もし本当にやりくりが出来なかったら仕事は辞めてはいけないな...と思っていたためです。
ですが、やっぱり会社は辞めたいと思う気持ちは変わらなかったので、今から紹介するような改善を繰り返し、会社を辞める2か月前くらいにやっと夫の給料だけで正常な家計管理ができるようになりました。
それでは、そんな家計管理初心者の私でも管理ができるようになった、家計管理方法をご紹介します。
家計管理アプリでお金を見える化する
ズボラな性格から家計簿はつけられませんでした。
そこで「Zaim」という家計簿アプリをインストールし、収入口座、カード情報をリンクさせました。
支払いを全てカード払いに切り替え、なるべく現金を使わない生活にシフトさせ、使ったお金の全てを自動で記録できるようにしました。(このアプリ本当に便利です)
「Zaim」について
zaim.net
今まで、各個人の口座を持っていただけの我が家でしたが、初めて家計の口座が1本化され、毎月いくら入ってきて、貯金がどれくらいあって、どのくらい使っているのかが見えるようになりました。
月末には、「Zaim」の情報を見直して、何にどれくらいお金を使っているのかを夫と確認し、削れるところを話し合いながら節約を進めていきました。こうやって、家族を巻き込んでゲーム感覚で楽しく取り組んだのが良かったのかもしれません。
無駄遣いは月7万円減りました(今までどんだけ使いまくっていたのか…)
貯金して将来どうしたいのか計画を立てる
私は目的もなく貯金をするとモチベーションが上がらないので"将来どんな人生にしたいか。"から毎月の貯金額目標を決めました。
将来田舎の家に住んで畑で野菜とったりして慎ましくのんびりした生活を過ごしたい。
⇒貯金2000万は作っておこう
子供の大学資金はある程度用意しておいてあげたい
⇒500万×2人分は準備しておこう
10年後に家族でアフリカに旅行したい
⇒200万くらい準備したい
こんな人生の夢を想定して、逆算して毎年いくら貯める必要があるかを出しました。
出してみてビックリ。貯金で家計が崩壊しそうな金額になりました。
よって、どこかのタイミングで私も再び働いて貯金力をアップさせる必要があるなということがわかりました。
家計の黄金比率を作り上げる
どれくらい貯金したいかが見えたら、現実的な毎月の家計の費目ごとの金額を決めていきます。
私は、下記のサイトの比率が非常に参考になりました。
貯めてる1000人からわかった 絶対貯まる「家計の黄金比率」とは?
https://39mag.benesse.ne.jp/money/content/?id=18427
実際はこの通りの比率にならないと思います。
私の場合、家賃と貯金したい額がこの比率ではおさまりませんでした。
しかし、どこか削れるところを削り、比率を変えて家計を回すことができるのであればOKとのことでしたので、今までかけすぎていた外食費や旅行娯楽費を削り、試行錯誤を繰り返したところ、我が家なりの納得のいく家計黄金比ができあがりました。
スーパーの買い物を1週間に1回にして自炊する
改善する前、一番お金がかかっていたのが食費でした。
節約前は自炊はあまりせず、土日祝日はもとより、平日も仕事で疲れたら外食をよくしていました。
焼肉に行ったり、居酒屋でお酒でも飲もうものなら、簡単に1人5千円ぐらいかかってしまうため、夫婦2人で外食だけで月6~7万円ぐらい使っていたかと思います。
それにプラスして、自炊時は都度スーパーに行き、月2万~3万くらい使っていました。
外食費は1か月の上限値を決め、それ以外は全て自炊に変えました。
週1回の食品まとめ買いの上限金額は5千円くらいまでと決め、買い物に行く前に1週間分の献立を考えてからスーパーに行くことで余計なものを買わなくなりました。
この生活にしてから、食費は月10万円ぐらいから月4万円ほどに改善しました。
特に活用したのは冷凍作り置きに関する書籍です。
この本のいいところは、とにかく簡単。というところです。
全ての材料をジップロックに入れて下味冷凍します。
食べる前に、凍ったまま加熱するだけで、おかずができるという簡単さが続いた秘訣でした。
余った野菜も、細かく切って冷凍しておくことで、無駄な食材を追加で買うことなく
食費はあっという間に節約できるようになりました。
以上が、私が節約のためにやって良かったことでした。
さいごに
旅行もおいしいものも洋服もコスメも美容室も我慢をしたことがなかったので
節約生活を始めた最初は、会社を辞めたらこんなに自由に使えるお金がなくなるのかと泣きました。
しかし、家計がうまく回り始めると、だんだん節約が楽しくなりました。
特に、週1の買い物とオリジナル自炊献立を考えることは自分の趣味となり、
どんな献立を立てると安くて美味しくて栄養バランスが良いかを想像する作業にのめり込みました。
夫にもご飯がおいしいと褒められ、外食づくめの頃より痩せたりといいことづくめでした。
(外食でお酒を飲むと本当に太るんですね…)
自分のように、節約は絶対に嫌だしつまらないと思っている方こそ、案外ハマると思いますので、試して頂きたいなと思いました。