"日常に疲れたら「逃げていい」"
この記事では、会社の帰りの電車内でスマフォのブラウザに
”仕事 辞めたい”、”仕事 つらい”
と検索キーワードをつい入れてしまう人を癒すドラマ「凪のお暇」の紹介をします。
お酒とおつまみを用意し、ソファーでゴロゴロしながら読んで頂けたらと思います。
この記事を書いたきっかけ
皆さんは、2019年7月から放送していた『凪のお暇』というドラマをご存じでしょうか。
私は、13年勤め続けた会社を辞める決心をしたけれど、本当にそれで良かったのか悩んでいた時にたまたまテレビでこの作品に出会いました。ドラマを見終わったときには会社を辞めることは間違ってなかった。と思えるほど背中を後押ししてもらえた思い出のドラマです。
漫画が原作のようですが、ドラマ版は脚本家の大島里美さんの力で更にいい作品に仕上がっているようです。
※大島里美さんは、大河ドラマ「花燃ゆ」「1リットルの涙」「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」
などを手掛ける名脚本家としてフジテレビヤングシナリオ大賞や第1回市川森一脚本賞を受賞しています。
どういうドラマなのか
一言でいうと
人生に疲れた主人公がつかの間の“お暇”を過ごすというドラマ
です。
主人公の身に何があって人生に疲れたのかは言ってしまうとネタバレになってしまうのでぜひ1話目を見てください。
共感できる人は非常に多いのではないでしょうか、話に引き込まれると思います。
脚本の良さ以外に見てよかったポイント
リアルな人間描写
主演の黒木華さんの演技力が上手で本当にこういう人が世の中に存在しているようでした。
くるくるのクセ毛を隠すため、毎朝アイロンで伸ばす姿は自分を見ているようでした。
応援したくなる恋愛模様
中村倫也が演じるゴンさんとの恋愛模様を自然と応援してしまう楽しさがありました。
モテモテ男から一転、本当に人を好きになることを知った彼の行動はとても感動しました。
ドラマを通じて自分と対話をして癒すことができる
視聴者は作品から「もうちょっと力を抜いて生きてもいい」「人生の選択肢はいろいろある」というメッセージをもらえます。
この作品では、それを通じてドラマを見ているだけなのに自分と対話しながら自分を癒すことができるという体験ができます。
さいごに
この作品を見て、自分にこんな変化がでました。
会社を辞める選択は間違っていなかったと思えた。
次は自分らしく生きて行こうという気力がわいた。
私は仕事をしているとき、自己犠牲的な部分と八方美人な部分の良くないクセがあったなと反省しています。
人生で本当に自分が大事にしたいことについて考えずに他人の賞賛を引き換えに大量の仕事をし続け勝手につぶれてしまいました。
このドラマは、そんな自分に優しくしない人に、立ち止まりよく考えて目を覚まそうと言ってくれたように感じました。
頑張りすぎている人にささるメッセージをたくさん含んだこのドラマを見て一休みしましょう。