男性育休を取った人が書いた「育休はじめてガイド」のおかげで育休の仕組みが良く分かった
出産後、頼れるのは夫しかいない…
ってな状況になってしまったようです。
私は、住まいが東京なのですが、夫の両親は遠く京都におり、実母は最近、肺がんに罹ってしまったため、里帰り出産どころではない状況です。
このような環境でない人でも、現在コロナの影響で里帰り出産はやめようという状況に世の中がシフトしているらしいので出産後、両親の手が借りられない人が増えているのかなと思います。
そこで、この状況を乗り切るために、夫に協力してくれないか聞いてみたところ。
育休を2か月取るよ!
と、言われたのです、、、(ありがたいけど大丈夫なのか・・・)
そして夫は一生懸命、Twitterやネットをググり、とある本を買ってきました。
それが、現役のエンジニアの方が実際に育休をとってみて書いた本「迷ったら読みたい 育休はじめてガイド」でした。
https://note.com/corocn/n/ne2c781e4a25e
なぜこの本を買ったのか
夫が育休を取る際、一番心配だったのがお金のことでした(そりゃそうだ)
でも、育休に関するルールを調べるのがもう複雑でめんどくさいことったらない。
そんなとき、Twitterでこの本の存在を知り、筆者と同じくエンジニアをしている夫は買って読んでみることにしたそうです。
実際に読んでみてよかったこと
1.育児休業給付金について分かったので安心できた
特に、給付金はいつから、いくらもらえるのかが知れて、それなら、いくら貯金があれば、耐えられるな。。。ということが分かって安心して育休の申請ができたと言われました。
ちなみに、給付金は、申請してから2.5か月~3か月後に振り込まれるので、最低3か月は収入が途絶えても生きていけるだけのお金が必要です。
2.育休中にも就業できることが分かった
夫は、前からチャレンジしてみたかった副業を探し始めました。私もこのガイドを見るまで知らなかったのですが、就業時間を10日以下、もしくは80時間以下にして、休業前の給料の80%を超えなければ働けるのだそうです。(ただしこれは雇用されないタイプの副業の場合80%のルールは適用されません、その代わり確定申告が必要になります)
貯金だけで、3か月凌ぐのが心配な方もいると思いますし、これを機に働き方を変えてみたいと思っている方にもとってもいい話だと思いました。
3.著者の体験談を読めたのもよかった
最後の章に、実際に著者が育休をとって、感じたことやこうしたほうがいいなどの体験談が載っていましたが、やはり実践した人の体験談というのはありがたかったようです。
特に、キャリア等に影響がでるのでは?という不安もあると思いますが、そこに関しても、人生をどう生きるかとキャリアを考えた際、自分はどうしたいんだっけ?ということを考えるきっかけになったので良かったと言っていました。
さいごに
私も、読んでみましたが、育休の仕組みがとても分かりやすくて安心できました。夫はあまり本を読むのが好きではないのですが、この本は、大変薄く、行間も広い文章で、60ページしかありませんので、サクサク読めました。これなら、あまり本が得意でない人もいいと思います。
また、エンジニアの方が書かれているおかげか、育児休業給付金がいくらもらえるかのシュミレーターも付いていたのがいいなと思いました。
また、意外だと思ったのが、夫が育児に対して協力的だと思ったことです。
家事育児は嫁の仕事だと言い、協力的ではない男性のほうが多いと思っていたので、私もそれを覚悟していたのですが、びっくりしました。夫は私より8歳年下の20代なので、今の時代はもうそんな時代じゃないのかもしれないと思いました。
もしも、産後誰にも頼れないかも・・・と思いましたら、思い切って、産休も相談してみてはどうでしょうか。