LuckyPunchの底力

妊娠を機に退職をしたことがある二児のワーママの育児ライフブログ

【東京マザーズクリニック】無痛分娩出産レポ をとにかく明るい安村風にレポートしてみる

出産の痛みは手の指切断レベル

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出産が痛いとは聞いてはいましたが、こういう例えで示されると、より恐怖が増すのは私だけでしょうか…しかし、安心してください。この世はなんとも便利なことに無痛分娩というものがあるのです。

絶対に痛いのは嫌!と思った私は働いてお金を貯め、2020年6月初旬に無痛分娩で産みました。

今日は、この無痛分娩の出産レポを書こうと思います。

結論から言うと、すごいです。本当に出産の痛みはありませんでした。

この記事は、産院をどこにしようか迷っている妊婦さんやこれから無痛分娩で出産をする予定の方の参考になればと思い、無痛で産むまでの間、何をしたかを書かせて頂きます。(なぜなら出産前に、いろいろ恐怖で無痛分娩や出産について検索しまくっていたから、同じような人に安心してもらえたらと思った次第です)

出産レポ 入院~麻酔投入まで

「子宮口が開き始めてるね。来週入院しようか。」

私の入院は先生のこの一言で決まりました。6月初旬の金曜日の内診で子宮口の状態を先生が見て、来週産みましょうという判断になり、週明け月曜日に入院しました。このように、いつ産めそうかを内診すると分かるんだそうです(先生すごい...)

私が産んだ産院は、東京マザーズクリニックといい、無痛分娩の経験が豊富で接客が非常に良いと評判の産院でした。

実際にこの病院でお世話になりましたが、検診の時から噂に違わぬ、対応の良さにびっくりしました。(その代わりお値段もびっくりです)
入院時も部屋に入り、思わず「うわぁー綺麗…」と声を出してしまうほど、ホテルのような産院でした。

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感動もつかの間、部屋に着いたら産褥ショーツを履き、検診着に着替え、いよいよ無痛分娩の要、硬膜外麻酔の処置に入ります。


たくさんの至れり尽せりのアメニティに感動。おかげ様で入院バッグは大きめのトートバック1つで済みました。

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検診着と産褥ショーツも付いています。産褥ショーツはつけ方が難しい。

 

硬膜外麻酔の処置を開始

私は、無痛分娩で産めるだけでもありがたいと言うのに、この硬膜外麻酔が怖くて怖くて仕方ありませんでした。

けれど、これから無痛分娩を控え、検索魔と化している方がいましたら朗報です。

安心してください。

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硬膜外麻酔は痛くありませんでした。
もう一回言います。大丈夫。最初にチクッとしただけで痛くないです。


バルーン挿入の処置


硬膜外麻酔が終わりウキウキでしたが、このあと大変なことが...

バルーンの挿入という処置をされました。メトロイリンテルというバルーンを挿入し、子宮頚管を拡張させるそうです。

これは、痛い。痛かった。。。

けれど、もう産むしかないからこの痛いのも耐えるしかないとなんとか耐えました。
私は、子宮口も開いてるし、赤ちゃんの下がり具合、回旋の状態もよしという状態でしたが、なぜメトロを入れたのか先生に聞くと、子宮口が硬そうだったため、いれたそうです。ということは、これは必ず全妊婦さんがやる処置ではないようなのでやっぱり安心してください。

運悪くメトロ挿入になってしまった人は...がんばってください。


メトロを突っ込む際、痛い痛いと言っている私のモモを助産師さんがずっとさすってくれていたのですが、その優しさに涙が出そうでした。ほんといい産院でした。

 

いよいよ麻酔の投入


部屋に戻り、麻酔のテストを行います。少しだけ麻酔を背中のカテーテルから流してみて効きをチェック。
すると…足に氷まくらを当てても何も感じない!麻酔すごい!

その後、陣痛促進剤の薬を1錠飲むと、しばらくして、キューッとした痛みが出てきました。1時間後にもう1錠飲むと、もっと強いキューッとした痛みがでてきました。

そんな中ご飯到着

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おいしそう、、、しかし痛い。美味しそうなのに痛くて食べる気にならない。でも、お産は体力勝負だから食べたほうがいいよ。と言われ、ご飯を食べました。美味しい!でも痛い…こんな美味しいご飯痛くなる前に食べたかったです、、、

気が付くと時刻は、夜20時になっていました。陣痛促進剤が良く効いているのか、痛い、ずっと痛い。よく陣痛は波があるというが、私は挿入したメトロのせいかずっと痛かったです。

NSTモニターを見ると、時々140という数値が出るようになりました。

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この時、助産師さんに、

「痛いです。これ、もっと痛くならないと無痛分娩にならないですかね…?」

と聞いたら、NSTモニターを見た助産師さんが

「いえ、、、これは結構痛いところまで来てますね。無痛分娩に切り替えてもいいと思います」

と、言われました。

なんと、無痛分娩への切り替えは自己申告制だったのです。(痛かったら言ってね。ってこのことか...)てっきり無痛分娩に切り替えるのは産院側で判断して切り替えてくれると思っていたので、陣痛の痛みを経験してしまったようです。ですので、これも人によって麻酔してもらうタイミングを助産師さんに言うことで痛みゼロにすることができると思いますので安心してください。


時刻は夜22時、麻酔を入れる場合、陣痛室に移動しないといけないため、ホテルのような自室とはおさらばとなります。次にこの部屋に帰るのは産んだ後か...いよいよだな。と気合が入ります。


陣痛室に移動したらあぐらをかいて(ちなみにあぐらをかくと、赤ちゃんが下りてきやすいらしい)、薬剤を投入、麻酔が効くまで20分はかかるとのことで、待つこと30分。
うぉぉぉ...痛くない。痛くないぞー!麻酔すごいー!・・・あれ?

なんと身体の左半身だけ麻酔が効く状態になりました。重力の関係で薬剤が片側に寄って、こうなるらしいです。
左半身だけ麻酔が効いても、痛みは相当マシになったのですが、完全無痛にするために、右を下にして寝るように指示され、その通りにすると、全身に薬が回り、痛みが完全に消えました。(天国やでー!)

 

そうこうしているうちに、深夜の2時となりました。
子宮口は3cmとなり挿入したメトロが外れました。

麻酔が効いている間は自分でおしっこができないので、看護師さんが3時間おきに排尿カテーテルでおしっこを採取してくれます。採尿は恥ずかしいですが、助産師さんが天使のように優しく対応してくれるので有難い気持ちでいっぱいでした。

カテーテル尿道に入れると聞くと痛そうですが、麻酔が効いているので、痛くありませんよ、安心してください。

ちなみに、無痛分娩中は、麻酔が効いて立ち上がれないので、ベッドに横になり、経口補水液(OS-1)を飲む。以外の行動はできません。あとは寝ながら携帯を見るか寝るかぐらいです。ですので、寝ながら飲めるこのストロー付きキャップにものすごく助けられました。今回これが一番便利なアイテムだったと思います...絶対買って持って行ったほうがいいです。

出産レポ 破水~出産まで


朝8時、破水して子宮口が7cmになりました。

そして朝10時、ついに子宮口が全開になりそうなところまできました。

本来であればこの時点は激痛のとなるところですが、まったく痛みを感じないどころか、看護師さんに

「頭触る?」と言われお股を触ってみたりすることができました。

恐る恐る触ると、赤ちゃんのフサフサの毛があるのが分かりました。無痛分娩の余裕感すごすぎる…

私は、普通分娩の人が悶え苦しんでいる時間に、携帯を見ながらウトウトして寝るを繰り返していました。こんな素晴らしいお産があるのか(涙)


ちなみに、無痛分娩中は、麻酔薬の副作用で、かゆみと、血圧が高くなるのと、めっちゃ熱が出ましたが、これも特に死にそうというものではなく余裕でした。安心してください。


そして、夕方15時、ついに子宮口全開で産める状態になり陣痛室に移動しました。

分娩台では助産師さんが、神。もう頼もしいのなんの。

「私の合図で、息を吸って、止めて。はい。そしたら、吐く。フ~!そう!上手!このモニター見てね。次の波でまたやろうね。はい!」

こんな感じで、掛け声をくれるので、何も迷うことなくいきむことができました。

私は、会陰が裂けたくなかったので、事前にYoutubeを見まくって、裂けないいきみを練習していましたが、実際は・・・

会陰切開(をされたんだと思う…裂けたのか先生の判断で切ったのかは謎です)

ソフロロジー的なあれはなんだったのか。私のやり方が悪かったのか。息止めなかったのになぜだろう。と切開になった原因を考えたが分からず。おそらくですが、先生の判断で切開しないともっと大変なことになると判断して切ってくれたんだろうと思いました。

お股が裂けるのは怖いですよね。

でも安心してください。

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無痛だから痛くない!!

想定外だったのは、私の付け焼刃的なYoutubeいきみのせいか、赤ちゃんの出が悪くなってしまったのか、鉗子分娩&助産師さんが私のお腹を思いっきり押す。という処置がプラスされました。どうせお股が裂けるなら、おもっきしいきめばよかった...

そして、ついに出産が完了。2770gの男の子が産まれてきてくれました。

無痛分娩でも、産まれた瞬間はとても感動的で嬉しいものでした。

カンガルーケアをした時の息子は可愛いったらありません、一生の思い出です。
結局、お股は裂けてしまいましたが、先生が大変丁寧にぬってくれたようです。この時も痛くない。無痛分娩最高!

部屋に戻り、麻酔が切れてくるとお股が激痛…座薬の痛み止めを入れてもらい、睡眠導入剤をもらって、この日は寝ることにしました。

本当はここからノンストップの育児をスタートさせないといけないのでしょうが、術後のお股の激痛に耐えられず、病院にいる間は夜は預かってもらうことにしました。ここの産院は夜の預かりも何も責められることなく、気持ちよく預かってくれるので、安心して眠れますのでおススメです。

さいごに

私は、新型コロナウイルスの影響で、立会い出産ができませんでした。

私の入院した6月はすでに、産院への妊婦さんと赤ちゃん以外は立ち入り禁止となっており、一人で産まないといけないことに不安で不安で仕方ありませんでした。しかも退院も普通は3日~4日ほどあると思うのですが2日で退院と言われました。

けれども、実際無痛分娩で産んでみて分かったのは一人で良かった。これに尽きます。

普通分娩だとパートナーに応援をしてもらったり、ボールで押してもらったりなど協力が必要でしょうが、無痛分娩では痛いことはありませんので、横にいてもらってもパートナーは携帯をいじるか寝てるかしかないかと思います。会話も20時間も話し続けるわけでもないでしょうし。だったら家でゆっくりしておいてもらって、戻ったら育児や家事を手伝ってくれるほうがいいかと思います。

次回も同じく無痛分娩で産む機会があれば、コロナ関係なく一人で産んでいいかなと思いました。

私と同じようにコロナに無痛分娩で一人で産むことになってしまった妊婦さん。安心してください。1人でも産院の人が助けてくれますから大丈夫ですよ、むしろ1人のが気楽でいいですよ。

 

最後先生には、「いいお産でした。なかなかこんな早く産まれないです」と言われました。スピード出産だったそうです。(だからお股も耐えられず切ることになったのだろうか…)でもスムーズにお産が進んだのであれば、私のYoutubeでのソフロロジー動画の効果が少しでもあったのかもしれないです。。。特にソフロロジーっぽい呼吸をしまくっていたのと、寝た状態より体を起こし気味にしておいたのが良かったかもです。

 

東京マザーズクリニック、噂に違わず、いい産院でした。皆さんも産院を探す際はぜひおすすめします。

 

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今週のお題「2020年上半期」